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総合内科

概 要

総合内科は風邪から生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症など)、肺炎、心不全など幅広い内科的疾患をカバーします。

患者さんの疾病のみならず、心理社会的背景も考慮した、全人的医療を心がけています。また複合的な問題を有する患者さんの「かかりつけ医」としての役割も果たします。

多職種連携による心不全や呼吸器疾患、老衰、末期がんの患者さんのアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)に力を入れ、患者さん・ご家族の意思を尊重した医療の実践に取り組んでいます。

診療内容

  • 各種内科系疾患の診断・治療や適切なタイミングで専門科への橋渡しを行います。
    急速に進む高齢化社会において、一つの臓器のみでなく、複数の臓器に疾患を持っている患者さんが増加しています。例えば“胸が痛い”という症状であっても、肺や心臓あるいは筋肉や皮膚からの痛みなのかはっきりしない場合があり、どの専門科をまず受診するべきか意外と悩むのもです。病気には数多くの種類が存在し、また複数の病気が複雑に関係している場合もあります。診察および検査の結果をもとに問題点を整理して治療を行います。
    必要に応じて院内または他医療機関の適切な専門医をご紹介させて頂きます。
  • 歩行が不安定になった、体重が減ったなど高齢者に特有なフレイル状態(心身の調子を崩しやすい状態)について、なるべく長い期間、自立した生活ができるように治療や生活支援を行います。
  • 病気の症状や後遺症によってやむなく介護が必要になった方のために、介護保険のご相談に応じます。通院、入院でのリハビリも行います。当院のソーシャルワーカーや介護支援専門員(ケアマネージャー)と連携して、訪問診療、訪問介護、訪問リハビリ、介護サービス、介護施設入所など病状や社会的状況に則した療養環境を整えるための支援を行います。
  • いくつかの疾患があり複数の医療機関へ通院している方で、体力的な問題などから通院する医療機関を減らしたい場合もご相談に応じます。病状によって当院で総合的に診療できる可能性があります。今まで通院されていた医療機関からの診療情報提供書は必要となる場合もあります。
  • 物忘れが目立ってきた、などの認知症が心配な方に対して検査、治療、専門医への紹介、生活支援を行います。
  • 人生の最終段階に向かわれる方には、可能な限りご本人・ご家族に意向を尊重した医療・介護を行います。自然の経過を受け入れ節度をわきまえた診療を心がけています。
    全ての疾患において、終末期の苦痛緩和に努めます。
    終末期であっても在宅介護や在宅での看取りも行っています。

医師:舟山 哲

病院長
山形大学医学部卒

・日本内科学会 総合内科専門医
・日本循環器学会 循環器専門医
・日本プライマリケア学会 認定医・指導医
・日本医師会認定産業医

医師:石川 和信

副院長・主任内科部長
山形大学医学部卒

・総合内科専門医
・循環器専門医
・老年科専門医
・日本医学教育学会・認定医学教育専門家
・認知症サポート医
・産業医

特定医療法人 舟山病院

0238-23-4435